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2016年07月01日

虫歯予防に有効!キシリトールガムについて抑えておくべきポイント

横浜市戸塚区の歯科 踊場駅近く とりがおか歯科 Dr.Toridocです。

「キシリトールが虫歯予防にいいと聞くけど、どういいの?」

「普通のガムと同じように噛んで、味がなくなったら捨てればいいんでしょ?」

「スーパーで売っているガムと歯科に売っているガム、同じでしょ?」

などなど、よく聞くキシリトールガムについての疑問です。

今回のブログは虫歯予防に有効なキシリトールガムについて抑えておくべきポイントについてまとめてみました。

~目次~

1.キシリトールの効果について

2.歯科専売のキシリトールとの違い

3.おすすめの噛み方について

1.キシリトールの効果について

キシリトールとは、シラカバやカシの樹木、植物から作られる甘味料であります。特徴として、虫歯の原因となる酸を作らない糖アルコールであります。

砂糖の代わりに用いられることもあり代用甘味料と言われます。キシリトールにはカロリーがないわけではありませんが、砂糖の75%程度です。

キシリトールには虫歯予防に有効な性質があります。

①虫歯の原因となる酸を作らない。虫歯菌の活動を抑制する。

お口の中にはミュータンスレンサ球菌に代表される虫歯菌が存在します。虫歯菌は、歯の表面や隙間にある残る砂糖(ショ糖)から、酸を作り、お口の中が酸性になります。

お口の中が酸性に傾き、本来pH7.4であるお口の中がpH5.7以下になると歯の表面からカルシウム成分が溶け出してしまいます。これが脱灰といい、さらに進むといわゆる虫歯となるのです。

キシリトールを取り込んだ虫歯菌はこの酸を作れないため、虫歯になりにくくなると考えられています。

②再石灰化を促進する。

酸性に傾いたお口の中を中和してくれるのは、唾液です。キシリトールが唾液の分泌を助け、その中のカルシウムイオンと歯の表面の結びつきを強化し虫歯になりにくくしてくれると考えられます、

③歯垢(プラーク)をつきにくくする。

虫歯菌はキシリトールを代謝することで酸を作りづらくなります。同時に代謝にも影響しておりますから、砂糖のときと同じようなプラークは作りづらくなると考えられます。つまりプラークを落としやすい状態にできると考えられます。

④唾液をたくさん出す。

唾液には、さまざまな作用がありますが、中和作用や自浄作用、湿潤作用は虫歯から守るためには重要な作用となります。キシリトールの甘さにより味覚を刺激し唾液が出やすくなります。唾液の分泌が増えることで酸の環境から中和し再石灰化を促進すると考えられます。

2.歯科専売のキシリトールとの違い

歯科売られているキシリトールガムは、100%キシリトールを謳っています。甘味の成分として、たとえば5%でも砂糖が含まれていると、その分だけ虫歯のリスクが上がります。

さて、一般で売られているガムはどの程度キシリトールが含まれているか。キシリトールが50%以上であれば虫歯予防効果があるとも言われております。ただし、その他の糖が含まれてしまっている場合もありますので一般にスーパーなどで商品を買う際は、この点を注意するといいかと考えます。

3.おすすめの噛み方について

キシリトールガムを噛むと唾液がジュワっと溢れてきます。このキシリトールの成分が含まれている唾液がポイントで、これはすぐに飲み込まず、1〜2分はお口の中に行き渡らせて下さい。その後、味がなくなっても噛み応えがあるため5分ほど噛んでいると、お口やお顔の筋肉トレーニングにもなり小顔になる効果もあると考えます。

次に目的にあった噛み方をお示しします。

①プラークを落としやすくしたい人

是非、食後に噛んでみて下さい。先にご説明した通り、プラークがサラサラになりブラッシングで落としやすくなります。

②歯の質を強化したい人

是非、歯磨き後をお勧めします。歯磨き後は、歯の表面が綺麗になっていることもありますが、様々なものがくっつきやすい状態でもあります。この時にキシリトールガムを噛むことで歯の石灰化度が高くなる可能性があります。

③お口の中の粘つきを取りたい人

是非、寝る前に噛んでみてください。寝ている間が中途半端な乾燥が起こりやすく、お口の中の細菌が増えやすいと言われております。粘つきの原因もそこにあるかと考えます。粘つきの原因は細菌が作るプラークなどが唾液に溶けたような状態です。キシリトールによってプラークが作り辛くなれば、おのずと粘つきも減る可能性があります。

いかがでしたでしょうか。

同じガムを食べるのであれば虫歯予防効果もあるキシリトールガムを食べる方がよいのでは?と考えます。

定番のリンゴ味、クリアミント味と様々な味もあります。

是非とも試してみてはいかがでしょうか。

注意点として、キシリトールは水を吸着しながら腸内を移動します。その後、腸内細菌により分解されると水が分離されるため下痢を起こしやすいと考えられております。食べ過ぎには当然注意が必要です!

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